こんにちは。ぎゅうです。
最近、哲学という本を読んでやろうと思ったことが一つあります。
それは「子供に欲しい物をねだられても自分で買わせようということ」です。
そもそもこの哲学という本は何かというと、世の中にはこのようなタイトルの本はいくつもあります。
もちろん哲学書もあります。
ただ、僕が読んだのはそういった類のものでなく、島田紳助と松本人志の対談形式で書かれた書籍です。
流れは島田紳助と松本人志が「笑いの哲学」と「人生の哲学」についてそれぞれ感じていることを書いていて、それに対して反応しながら自分の考えを書いていくという形なのですが、読んでいて僕なりに感じた二人の共通点は二人とも繊細であるということ。
僕の考えるお笑いコンビのイメージはボケ、ツッコミどちらかが神経図太くてどちらかが繊細というコンビが多く、二人とも神経図太いや繊細というパターンは少ないと感じてます。
二人が成功したのも繊細さがあったからこそ色々なパターンを想定して考えて行動した結果ではないかと思います。
話は戻ります。
僕がこの本で一番響いたのが島田紳助が娘に言った言葉です。
ある日、紳助は娘さんからミスチルのCDが欲しいから買ってと言われたようです。
そこで紳助は何と言ったかというと
「お前がよその姉ちゃんだったらなんぼでも買ってあげるんやけどな。お前は愛する娘やから、買うわけにはいかんのや。お前に俺がものを買うてやるやろ。お前は喜ぶやなぁ。その喜んだ顔見て、親は嬉しいのや。でもそれは自分の金でCD買うという喜びを、親が奪ってるのや。だから親は買う立ったら、あかんねや。その喜びはお前の喜びにしなあかんねから」
島田紳助 松本人志「哲学」 より
この言葉を見て、なるほど〜と思いました。
上手いかわしかたにも見えますが、自分で努力して何かを手に入れるという体験を子供のうちからさせることが必要だと感じました。
僕も娘がいますが、今は毎日お手伝いをしたらシールを貼れるようにして50枚集まったらおもちゃが買えるということにしてます。
自分で手に入れる経験を早いうちに体験してもらおう。