こんにちは、ぎゅうです。
前回に引き続き僕のオススメの漫画を紹介します。
前回が野球にちなんでベスト9で組みましたので、本日はサッカーにちなみベスト11です。
決して1つだけリンクが作れなくて、誤魔化すためにベスト9とか言ったわけではありません。
ではいきましょう。
1.最強伝説 黒沢
一言で言えば切ない。
切ないけどその切なさが面白い。そんな漫画です。
福本伸行作品はカイジやアカギ、金と銀などギャンブル関連の内容が多いですが、最強伝説 黒沢のように日常を描く作品も面白いです。
僕は黒沢を読むと居酒屋でビールと鳥なんこつを食べたくなります。
2.1日外出録ハンチョウ
地下労働施設E班班長の大槻太郎を知ってますか。
賭博破戒録カイジの中に出て、イカサマのチンチロで生計を立てているオッサンが貯めたペリカで1日外出券を買い、外に出て日常を過ごすという話。
連載当初は限定的に行っていたこともあって、本当のスピンオフ作品という位置付けで新たに地下で売るための商品を仕入れに行ったり(柿の種アンリミテッドとか)または外に出て居酒屋に飲みに行く際に、敢えてスーツに着替えることで重役感を出して優越感に浸ったりしてました。
ただ、最近の連載では時世に沿った話が出てきてる印象です。
まあ肩肘張らずに読める作品です。
3.あしたのジョー
僕が最初に見たのは漫画じゃなくてアニメだったんですが、高校3年生の時に一気に見てどハマりしました。
そして丹下のおっさんの教えの通りジャブの練習を僕もしてました。
ボクシング漫画といえばはじめの一歩が有名ですが、昭和のボクシング漫画といえばあしたのジョーでしょう。
あしたのジョーの主人公矢吹丈も典型的な才能があるけど、基礎がなってない桜木花道タイプで、矢吹丈の才能に惚れ込んだ丹下段平があしたのためにという葉書で通信講座を行い、一つずつボクシングの基礎を学びプロボクサーを目指す話です。
ライバル力石徹の存在やその後出てくるカーロス・リベラ、ホセ・メンドーサとの闘いに血をたぎらせました。
僕の中で印象に残ってるのはマンモス西が減量中に我慢できずうどんを食べてるところを丈に見られ、殴られた挙句鼻からうどんを出す。
これがほっしゃんの芸に繋がったのではと勝手に思ってます。
4.DEAR BOYS
スラムダンクが国民的バスケ漫画というのは誰しもが認める事実です。
ただ、僕個人としてはDEAR BOYSがNo.1バスケ漫画です。
何がいいって、まず出てくるキャラクターが天才しかいないということ。
その才能と才能をぶつけ合い、また各高校でそれぞれさまざまな作戦やフォーメーションがあり、駆使して全国制覇を目指す話です。
DEAR BOYSの方がバスケの戦略的な部分やフォーメーション、守備陣系など細かく描写されておりバスケットについて少しだけ詳しくなった気がします。
ただその戦略、戦術を凌駕する溢れんばかりの才能を登場人物が見せつけます。
マイケル・ジョーダンと同じぐらいの才能を持つ哀川和彦が主人公ですが、途中から誰が主人公か分からなくなるぐらい出てこなくなります。
作者が登場人物それぞれに愛情をかけてるのがわかる作品でもあります。
5.進撃の巨人
最近、連載が終わった超人気漫画ですね。
なのでストーリーは言いません。
最初は気持ち悪い絵だなと思って見てませんでした。
それでも伏線の回収の仕方が秀逸で、読み進めていく中で内容が理解できてから一気に読んでしまいました。
6.インベスターZ
三田紀房の作品で有名なのはドラゴン桜とアルキメデスの大戦でしょうか。
他にもいろんな作品がありますね。
その中でも僕はインベスターZが好きです。
内容はある中高一貫の進学校があり、そこには投資部というその年の学年でトップの成績を取った入学生だけで構成された部活の話です。
投資を通じて経済や社会の話が勉強できます。
僕個人としてはインデックス投資や高配当株などを投資ではしているので、本作で参考にした投資は一つもありません。
一つ興味を持ったといえばインベスターZを読んで街の喫茶店はありだなと思いました。
7.BLUE GIANT
最近、大人買いをして読んでいる漫画です。
今までジャズは全く興味がなかったのですが、BLUE GIANTを読むようになって音楽も自然とジャズを聴くようになりました。
ジャズって何って思う方もいるかもしれませんが、スタバなどのおしゃれな喫茶店やバーで流れてるあれです。
主人公の宮本大がすごくいい人で、1冊終わるごとに終わりの方にボーナストラックというおまけみたいなところで、話の中で宮本大と出会った人が、彼のことを回想するのですが、その話の作り込みがすごいなと思います。
ボーナストラックで出てくる人物も年数が経って、それなりに老けてたり大人びてたりするのですが、じゃあ宮本大はどうなってるんだろうって想像を掻き立ててくれます。
そして漫画なのにサックスの音が聞こえてきそうな迫力を感じる描写がいいですね。
8.おーい!竜馬
坂本龍馬が好き、幕末が好きな人なら必ず読んだことがある作品のはずです。
僕もその一人です。
大河ドラマも幕末の設定であれば、大体は見ます。
司馬遼太郎の龍馬がいくと合わせて読むとそれぞれの描写があって、より楽しめます。
龍馬伝と見るとより一層楽しめます。
9.BLACK JACK
大学生の頃にブックオフで買って読んでました。
もともと手塚治虫が好きというわけではないですが、きっかけは浦沢直樹のPLUTOから手塚治虫の漫画に興味を持つようになり、気づけばブラックジャックに行き着いたわけです。
手塚治虫のことを知っている人の方が詳しいことは百の承知で、手塚さんの漫画にはスター・システムというのを取り入れているようで、僕はそこに興味を持ちました。
何かというと漫画のキャラクターを俳優に見立てて、色々な作品に出演させるということです。
ブラックジャックの話に戻りますが、ブラックジャックこと間黒男は医師免許を持たない医者、いわゆるモグリなのですがそれでも天才的な技術で多くの人を救います。
たまに暗くなる話もありますが、ダークな話も好きなので好んで読んでました。
10.GIANT KILLING
スポーツ漫画の大半はプレイヤーが主人公という中で、ジャイアントキリングは監督が主人公という連載当初では非常に珍しい作品です。(今でもほとんどない?)
僕がジャイアントキリングを読み始めたのは、連載当初からなので10数年前から読んでいるのですが20巻ぐらいまではリアルタイムで読んでましたが、それからしばらく読んでませんでした。
ですが、今年に入ってからまた読み始めて一気に読みました。
ジャイアントキリングのいいところは主人公の達海猛のマネージャーとしての資質、センスと選手に対しての思いですね。
あらゆるところにアンテナを張って、どうすればクラブが良い方法に動くか、どうすれば選手、サポーター、スタッフが幸せな方向に進むか、導けるかを常に考えているなと達海からは感じます。
そう言った意味では責任者という立場でお仕事をしている人にはマネジメントにおいて参考になります。
11.アオアシ
アオアシも今となっては有名な作品ですよね。
舞台がジュニアユース、主人公がサイドバックというサッカー漫画の中ではかなり珍しい部類に入ります。
主人公は平凡な中学生ですが、視野の広さを東京シティ・エスペリオンの監督に買われスカウトされて地元愛媛から上京してユースクラブに入るのですが、東京シティ・エスペリオンのユースは名門中の名門で、それゆえの苛烈な競争からのしあがってきた選手の覚悟など登場人物から描かれています。
ちなみに主人公の青井葦人は決して上手い選手ではなく、ただ非凡なセンスを持っているので最初に行うことは止めて蹴る練習、そこから一つずつ基礎を学んでいき実践に挑むという流れで進んでます。
アオアシを読んでいて感じるのはサイドバックの価値観の変化です。
日本のサッカーはトルシエジャパンでのフラット3から長らく3-5-2のフォーメーションが主流でしたが、2006年のドイツワールドカップで日本が惨敗してから4バックが主流になってきました。
その中心にいた選手が内田篤人選手だと思ってます。
日本代表だけにフォーカスすると長友佑都選手や酒井宏樹選手の方がワールドカップでの活躍を考慮すると劣りますが、僕は内田篤人選手が日本でのサイドバックとしての考え方を大きく変えた選手だと思ってます。
サイドバックは少し前だと使われる選手だったのが内田篤人選手の台頭で使う選手、ゲームメーカーがサイドバックになることが増えたと思います。
フォーメーションや戦術に関して詳しい用語と実際の海外クラブチームの事例を踏まえて説明してくれるので、サッカーに関しての知識も深まります。
終わりに
今回は僕が読んでいる漫画を紹介しました。
有名な作品ばかりだったので目新しさはないので、すでに読んだことがある作品が多かったと思います。
僕自身、作品を挙げて気づいたのは今の仕事が責任者をしている立場からかマネージャーとしてどのように部下のモチベーションを上げるか、どういった声掛けをするのが適切かなど仕事の目線で読んでいることが多いことです。
自分の境遇に近い人に感情移入して読むといろいろな視点で見れますし、多岐にわたる視点で物事を見る訓練にもなるのではないでしょうか。
そんな視点で見るのも面白いですね。