こんにちは。ぎゅうです。
タイトルから意味不明ですが(わかる人にはわかるはず)今回は本の紹介と感想です。
紹介する本はこちらです。
なかなかインパクトのある表紙ですよね。
そしてパッと見だと怪しい感じもしませんか。
僕も最初はそう思っていたのですが、読んでみるとビジネス書でした。
ビジネス書ですが、物語調で進んでいきますので読みやすいです。
水野敬也さんの夢をかなえるゾウに似ているなというのが個人的な感想です。(ということはビジネス書というより自己啓発書ってことか)
夢をかなえるゾウに似ているのは物語調と教えを乞うのが関西弁ということと、それぞれの教えが一つずつわかれていることですかね。
それでは参りましょう。
大富豪アニキの教え基本情報
著者はアニキ!(丸尾孝俊さん)
著者はアニキこと丸尾孝俊さんです。
丸尾孝俊さんについては僕も本書を読むまでは知らなかったので調べてみると、とてもすごい人だったので紹介します。
3歳の頃、母親に家を出ていかれ、暴走族を経て、中学校卒業後、看板屋に丁稚奉公をして、その後に吉本興業関連会社へ入社のちトラック運転手から独立し経営コンサルタント派遣会社経営などを経て28歳で単身バリ島へ渡り、手持ち資金が18万円に落ち込んだ頃、的屋業からはじめた商売が、関連会社数十社(従業員数千名)企業に成長した。
現在はバリを中心に不動産資産に数百ヘクタール、数十件の自宅所有。
また、170人を越える孤児の「里親」にもなり、自治体インフラの寄付などの社会貢献も積極的に行ってきた。
堤真一主演映画「神様はバリにいる」(クロイワショウ博士著「出稼げば大富豪」原案)の主人公のモデルにもなり、バリ島でも「アニキ」「丸さん」と呼ばれ地元の方からも愛されているようです。
本書の基本情報
本書の基本情報はこちらです。
毎回オススメしてますが、読書は紙の本よりも電子書籍で読まれることをオススメします。
また電子書籍端末はKindle Paperwhiteのオススメ一択です。
8GBの容量でも小説であれば数千冊を182グラムの本体に保存して持ち運びが可能です。
是非、下記の記事でも紹介してますので気になる方はこちらもチェックしてみてください。
https://gyu-feel-so-fine.com/kindle-paperwhite%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%aa%e3%81%ae%ef%bc%9f/574/アニキが教えてくれたこと
物語調でアニキの金言を教えてもらえる
本書は主人公の鈴木一郎(いっちゃん)がアニキに会いに行き、アニキの金言を聞き、実行をすることで今までの冴えなかった人生が好転していき成功者になるというサクセスストーリーなのですが、ネタバレをするとこの物語自体はフィクションでいっちゃんは架空の人物です。
ただ、アニキが物語の中で話している内容は過去の相談者、来訪者からの話を元にしているとのことです。
ではその兄貴の教えを書いていきます。
- 一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
- 相手のために、お金を使い続ける
- 自分の「童心」を取り戻せ
- 自分から会いに行く
- 最強の問題解決は、自分から会いにいくこと
- 相手を自分の家に泊まらせる
- 最初から「恥」をさらして、相手の信用をえる
- 常に「失敗」と共にあることで成長する
- 仕事で生き残る人の条件は、義理と人情と職人技
- リミッターを外して、本気になる
- 仕事に思い入れている時間を、長くする
- 儲かる仕事が優先。「天職」は1つの仕事を続ける中で見つかるもの
- 「ご縁を繋ぐこと(紹介)」に目を向けると、人生が変わる
- 「五分と五分の実力を保つライバル」を持ち続ける
- 独立する前に、独立後のお客さんを確保する
- 人が「一丸」となっている会社を選べ
- 「お金」は稼げるだけ稼ぐ
- 1日14時間以上働きまくる
- 100万円貯まるごとに「金」に換えてお金を増やせ
- 「人とのつながりが育まれない投資」はしない
- 生きる目的は、少しよくして次の世代に伝えるため
- 親に生きるエネルギーを与えることが親孝行
- 子育てで、もっともいけないのは「過保護」
- 親がやっていることを、子供がやるようになる
- 「人は鏡」相手の面倒を見れば、必ず返ってくる
以上25個が兄貴の教えです。
この中で僕が大切にしたい、実行したいと思ったこと5つに絞って書いていきます。
僕が大切にしたい、実行したいと思った5選
一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
相手を自分ごとのように大切にする心を得るためには、相手のことを知らないといけません。
では、そのためにどうするか。
アニキは共通点を探すことと言ってます。
これはその通りだなと僕は思ったのですが、初対面の人とも話をしていて共通点が見つかると距離がグッと近くなったことってありませんか。
そこから意気投合なんてしたりして連絡先交換して、遊ぶ仲間になったりもしたりして。
人間はどうしてもこの人と合わないなと一度心を閉ざすとその人と合わないところを探しがちです。
そうではなくて、共通点を探すこと。
共通点が見つかればその人を好きになる、共感が持てるようになります。
また共通点を見つけるためには質問をして聞くことをしなければいけません。
ということは自然と聞き上手にもなれるということですね。
僕もこれからは相手を自分ごとのように大切な心を持つために、共通点探しをして「ご縁」をつなげていこうと思いました。
仕事で生き残る人の条件は、義理と人情と職人技
資本主義は合理化をしてこそ、成り立ちます。
アメリカが正にそうで、合理化することで、作業を区別することで生産性を上げてます。
日本も当然、資本主義社会なので合理化が進んでますが、その結果、日本の良さ。
義理や人情、ご縁、絆が薄れてきてます。
でもそういった人間らしさこそ大事で今後、僕たちが生き残るうえで確実に必要なスキルではないでしょうか。
ロボットやAIにとって変わる仕事がある中で、絶対に無くならない仕事は情緒的なものです。
これに勝るものはないので、僕も義理と人情、そして職人技を磨きます。
仕事に思い入れている時間を、長くする
休みの日は仕事のことを考えるのは嫌だったことが多かったですが、最近ではインサイトという言葉が出ているように休みでも仕事に対してのヒントがないか、顧客の立場になって物事を考えることで見える世界は休みの日でないと見つけられないこともあります。
オンオフ、メリハリも大事ですが、仕事をしていない時もでどこかにビジネスのヒントはないかとアンテナを張るだけで思考が変わるので僕も習慣づけようと改めて思いました。
「お金」は稼げるだけ稼ぐ
このタイトルだけみると金の亡者みたいに聞こえますが、お金がないと大切な人を守れないということです。
きれいごとは一切なくお金がないことは問題です。
だからこそ、お金があればできることがあるので有れば、それに備えて稼げる時に目一杯稼ぐ。
お金があっても幸せにもなるし不幸にもなるかもしれないが、お金が全くなくて幸せはないと思います。
生きる目的は、少しよくして次の世代に伝えるため
生きる目的は、自分が生きている間に努力をして、頑張って、少しよくして次世代にタスキを渡すこと。
この言葉は僕は響きました。
今、高配当株を少しずつ始めていて、この高配当株は取り崩さずに子供にそのまま渡そうと思ってます。
これも次の世代につなげるの一つかなと思いますが、大切なのは「過去の諸先輩たちの努力があって、今の自分がある」ということ。
両親、祖父母、ご先祖に感謝することはもちろんですが、今僕たちが働いている環境も創業者、諸先輩方がいたからこそ今働けてます。
そういったことも忘れずに日々を過ごし、未来に繋げていきたいものです。
今あることが当たり前ではなくて有難いと思うこと、そして形に表せるように努力します。
終わりに
いかがでしたか。
内容はつくづく夢をかなえるゾウだなあと思いながら読んでました。
ちなみに僕が大切にしたい考え方5選に絞って書きましたが、本書を読まれた方で何が響いたか教えて頂けると嬉しいです。
そんな感じでいきましょう。
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