こんにちは。ぎゅうです。
最後に投稿したのが3月22日、10日以上も更新してませんでした。
投稿しなかった期間は何をしていたかというとインプットの期間を作る為、本を読んだり文章の勉強をしたりして過ごしてました。
ただ、一番の理由は仕事が立て込んでいたこととブログを書くことに対してモチベーションが上がってなく、更新をするまでに至りませんでした。はい、サボりです。
たまには人間、息抜きも必要です。走り続けることは当然大事ですが、時には立ち止まり考えることも大切。そしてもっと大切なのは日々アクションしていることに対して定期的に振り返ることが重要。
ただ本日は日々読書をしてどんどんインプットして知識マッチョになってきたけど、インプット疲れをしている方にオススメしたい何も考えずにユルッと読める本を3冊紹介します。
では、早速オススメ本3冊紹介します。
- 完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込(角川文庫) 若林正恭
- 天才はあきらめた (朝日文庫) 山里亮太
- 僕の人生には事件が起きない 岩井勇気
1.完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) 若林正恭
1冊目はオードリー若林さんが一番最初に書かれた本です。主な内容は若林さんが日々過ごしている日常を書いているのですが、思っていることがネクラでして。
それでも決して読んでいるうちに暗くなる内容ではなくて、ネガティブだなーっと思う反面、ストレートに感情が書かれているのでそれが逆に清々しい。個人的には若林が思っていることに共感をしました。(ということは僕もネクラなのかも)
本の中でも書かれてますが、若林さんは自意識過剰なんです。そして厨二病。
書いている内容は日常で起こったことなのですが、その中で若林さんが日常で感じたことや過去の思い出を書き綴ってます。
僕はこの中で大丈夫という話が好きです
どんな話かというと若林さんがまだ売れてなく、いよいよ自宅の電気まで止められてしまった時に自分自身を否定された気持ちになって気落ちするところに近所のおばさんから「あなたは大丈夫よ。面白いもの」と言ってもらってエクレアを貰い、その後エクレアを食べながら泣くのですが、その時に若林さんは大丈夫と誰かに言って欲しかったと気づきます。
その中で書かれていたこの言葉が好きです。
自分では抜け出せない程のネガティブな感情に嵌った時、一番初めに起動しなきゃいけないのはやっぱり心だ。行動を起こしながら感情がついて来ることもあるだろうが、それでも一番初めのアクションは心だ。
〜中略〜
大丈夫と言うことから大丈夫は始まるのだ。
最後に書いた大丈夫と言うことから大丈夫は始まる。
これは名言だと思います。大丈夫って安易に使ってしまいがちだが、それは過去に大丈夫に救われたからじゃないかと思います。
この言葉が僕はこの本で一番好きです。
2.天才はあきらめた (朝日文庫) 山里亮太
これは南海キャンディーズの山ちゃんの本です。
山ちゃんこと山里さんのという人間そのままの本です。僕の中で山里さんは妬み、嫉みをめちゃくちゃ持って劣等感の塊というイメージなのですが、だからこそネタを作る時も完璧な物を作る。そこまでの用意周到感はまるでミステリー小説のような徹底ぶりが、山里さんの努力家たる所以だなと思います。
そしてM-1からのしずちゃんとコンビ仲が悪くなり山里さん自身が変わっていくところ。そこの苦悩と葛藤が書かれているところも良かったです。
3.僕の人生には事件が起きない 岩井勇気
僕はハライチのネタが好きです。とくに岩井さんのボソボソっとボケるところが、そしていつぞのドリームマッチで渡辺直美さんと組んだ時のようなコント(覚えてる人いますか?醤油の魔人と塩の魔人ってネタです。)などセンスの塊だと思ってます。
そしてこの本の中でもセンスは爆発してます。
本の内容自体は若林さんと同じような日常で起こったことを書いているのですが、一つ一つのボリュームがあります。
と言っても文字が大きくページ数も若林さんほどではないので普段本を読む人なら1日も掛かりません。
ちなみにこの本の中で好きな話はマニュアル至上主義の店とあんかけスープの話です。
誕生日パーティーに魚の絵を持っていく話も好きです。
ところどころに性格悪そうな人って印象づけるような内容を書いているのですが、それでも同窓会で自分のことを成功した人だと思って、相手の仕事を下に見てる人に対して岩井さんなりの反抗をするなど正義というか自分の考えをブレずに持っているところはカッコ良さと清々しさを感じます。
この本から学んだことは喉が痛い時はあんかけスープを飲んで喉を癒すことと大きい組み立て式の棚は買わないこと。この二つです。
以上3冊を今回は紹介しましたが、僕は他にも芸人さんの本は何冊か読んでます。
他だと劇団ひとりさんの陰日向に咲くや松本人志さんと島田紳助さんの哲学、そして今はオリエンタルラジオの藤森さんのPRIDELESSを読んでいるところです。
本を読むときは多くがそこから何かを学ぼうと言う時です。でもたまには肩の力を抜いて何も考えずに読むのもありだと思います。そして案外そう言う時こそ新たな発見があったりします。
そんな感じで今日も生きてます。