こんにちは。ぎゅうです。
みなさんはエッセンシャル思考という書籍をご存知でしょうか。
エッセンシャル思考とは最小の時間で最大の成果を生む思考法です。
書籍は2014年にアメリカで発刊され、出た当初から話題になった書籍です。(僕が知ったのは最近です)
エッセンシャル思考の「エッセンシャル」とは「本質的や必要不可欠」という意味です。
大それたことを言うと生きていくうえや仕事をするにあたり必要不可欠な思考法ということです。
一つ前の記事でエッセンシャル思考について概要説明をしてますので
今回は具体例を交えてご紹介します。
それでは早速いきましょう。
見極める技術
今回はエッセンシャル思考になるための技術の紹介です。
まずは見極める技術から紹介します。
孤独な時間をつくる
孤独な時間とは一人でいろいろと考える時間ということです。
常に仕事で忙しくしていて何も考える余裕がないというのは機械がやっているルーチンワークのような仕事に終始してしまい、その仕事が本当に重要なのかを考える余裕がありません。
更に言えば考える時間がないと良質なアイデアも出ません。
今は多くの情報に晒されている時代です。
時には一人の時間を作りアイデアを練る時間を作りましょう。
本質を見極める
大局を見れば情報の本質を掴み取ることができます。
全てを聞こうとするのではなく、相手が言ったことで何が重要なのかを聞くだけで十分。
物事を俯瞰して見ることと同義語で、何が大事かは大局観がないと見えません。
僕も話し手から聞いて何が重要なのかを「つまりこういうことだよね」と聞くようにして養ってます。
遊びを「重視」する
遊びと仕事を明確に分けてはいけません。
僕の会社でも仕事も遊びも同じ頭でやっているから遊びから仕事に還元できること、時にはリフレッシュも必要と言ってます。
気分転換と新たなヒントを遊びから見つけましょう。
睡眠をないがしろにしない
睡眠を削って本当にベストな仕事というのはできないものです。
僕も20代はショートスリーパーを目指して4時間半睡眠をしてた頃もありました。
でも結局そこで得られるのは気合いで頑張ることだけで論理的に全体を俯瞰しての仕事はできません。
自分がただのプレーヤーならいいかもしれませんが、アイデアを練り新しいことにチャレンジする活力は睡眠でこそ得られます。
まずは7時間以上の睡眠を心がけたいです。
厳しい基準で選ぶ
90点以上のことだけを選択し集中することでベストな仕事ができます。
やるべきことの判断基準を明確にすることです。
何にでもイエスと言うのは思考停止しているのと同じ。
捨てる技術
見極める技術を身につけ、自分が何をしたいかが見えるようになったら
次に行うことは自分がしたいこと以外は捨てることです。
これがサラリーマンだととくに出来ません。
上司に言われたことで「これ意味ないだろう」と思っても「はい」と言ってやってしまう。
でもそこを乗り越えないとエッセンシャル思考で行動できないのです。
どこまで割り切れるか、多少の線引きを自分で決めて行う参考にしてください。
魅力的な目標にこそ心動く
具体的で魅力的な戦略や意味があり心に残る本質目標にこそ結果と行動がリンクします。
僕も今は35歳までに転職をする。40歳までに貯金1000万円を目標にチャレンジをしてます。
自分の心躍る目標を立てて、どうすればできるかを具体的にして行動しましょう。
逆を言うとノルマみたいな目標では心動きません。
なんだかんだ言って自分がどうなっているかは大事なポイントだと思います。
断固として上手に断る
自分にとって本当に重要なことしか引き受けないようにする。
上手に断ることが大事ですが、そのためにはどうするか。
僕はこれだけのメリットが提供できるのでこの仕事はやらないでこっちの仕事をやらせてくださいと言います。
人間関係を壊さずに上手に断る技術を身につけるため、相手のメリットも考え提示できるようにしてWIN WINの関係を作りましょう。
キャンセルの見極め
投資やギャンブルなど最たる例ですが、人間は損がかさむと損切りができなくなるものです。
これから取り戻せるはずだろうと思った時は、「一生そんな日は来ない」と断固たる決意を持って損切りをする。
もしまだ1円も払ってない状態ならその企画に投資するかを考えましょう。
編集する
良くするために行うことは、追加するのでなく削ることです。
全て重要ということはあり得ない、少しでも不要だと思ったら削る。
線引きをすること
境界線を引くことで、境界線内では自分の自由がきく、自由なところで自由な発想で仕事をすることの方がよっぽど効率的でお互いにストレスなく仕事ができるはずです。
エッセンシャル思考の考えを阻む人とは徹底的に距離を置くように僕もします。
自分のテリトリーを決めることは何事においても重要だと思います。
しくみ化の技術
重要なことを見極め、不要なことを捨てる技術を身につければ、あとは実行のみです。
実行するためにはある程度自動化すること、すなわち仕組みにすることです。
そんな仕組み化5選を書きます。
あそびをつくる
何かをするときに余白、余裕を作っておくことで心にも余裕を持つことができます。
マニュアル車のクラッチで言う「あそび」みたいなものでしょうか。
準備と計画を行ううえで最悪を想定し、最悪の事態に備えられるように余白を持ちましょう。
仕事を減らし成果を増やす
僕にとって一番やりたいことです。
自分が本質的に求めていることに対しての障害を取り除き成果が出ることに注力すること。
これをやっといた方がいい、これで上司に評価されそうなど今だけ評価される仕事はやらない。
成果に一直線で物事を考えることが重要で、僕はこれが苦手なんでこれこそ大事だし身につけたいと思いました。
不要なことはやらないし部下にも仕事を振らないことから始めます。
小さな一歩を積み重ねる
ちりも積もれば山となると言うことわざがあるように、一歩一歩着実に積み重ねることが大きな成果につながる近道です。
地味でも着実に勝ちに行くことにこだわる。
まるで孫子の兵法みたいですね。
行動を習慣化する
必要な習慣は自然にできるよう自動化する。無意識にできるレベルまで落とし込む。
自分の行動を自動化することで意思決定できる回数も無駄に消費しなくて済みます。
今何が重要かを考える
終わったことにクヨクヨする、これから来そうな未来に対して不安がる。
そんなことをしても今目の前でやるべきことに集中しないと何も変わりません。
今を思いっきり楽しもうと思います。
僕は結構引きずるタイプですが、終わったことは仕方ないと思うのは難しいので最近はチョコレートプラネットのYouTubeを見て気分転換してます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
僕は普通のサラリーマンやってる身なんですが、おそらくこれを全て出来てる人はサラリーマンはやってないはずです。
本音と建前がありますからね。
でもその本音と建前を今までは1:9でやっていたのを2:8、3:7、5:5…と少しずつ比率を変えることはできるはずです。
まずは出来ることから着実にコツコツとやっていきましょう。
そんな感じで終わりですっ!
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