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変えられるもの

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こんにちは、ぎゅうです。

僕はよくこんな言葉を耳にします。

過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけだ。

だから今できることを精一杯行い、これからの自分を変えていこう。

これは頭ではわかっていてもなかなか実行できない。そんな話を今回はしていきます。

その前に、この逆説的言葉をキングコングの西野亮廣さんが言っているのを耳にしました。

それは僕たちは過去を変えることができるということです。

最初話を聞いた時は過去と他人は変えられないということが頭に入っていたのでクエスチョンマークでした。

ただよくよく聞いていくと西野さんの話はこうです。

僕たちは過去にいろいろな経験をして「あの時こうすればよかったな」とか「こうすれば今だったらこうだったかもしれない」と過去の出来事を過ちに考えたり、憂いたりすることがあります。

それを西野さんは変えることができるというのです。

どういうことかと興味深く聞いていたのですが、話の内容はこうです。

僕たちは未来を変えることは出来ない。というのも今この瞬間に10年後の未来を変えてくださいと言われたとして変えられるかというと難しいけど、過去に失敗したことは変えることが可能ということ。

過去に失敗したことは当然変えることは出来ないけど、あの頃失敗してしまった過去。好きな人に告白をしてフラれてしまった過去。大事なプレゼンで頭が真っ白になってしまった過去。笑いを取ろうと思ったらダダ滑りしてしまった過去。そういった過去は「あの頃こういう話があったよな」とか「今思い返すとあの失敗があったから今の自分がいる」ことも失敗を活かすにしろ、酒の肴にするにしてもその過去に輝きを与えることができるということだ。

この話を聞いて僕は目から鱗だった。

僕も過去にいろいろな失敗をしたから。

社会人になって3年目の時に責任者を任されることになって、部下がお客様を怒らせてしまってクレーム対応に行ったにも関わらずお客様を余計に怒らせてしまって上司に助けてもらったことがあった。あの時はなんでこういった発言をしてしまったんだろう、あの時こうすればよかったなど頭の中でいろいろと考え込んでしまって、落ち込んで夜ご飯が何も食べれなくなった。

そしてその1週間後に別件でクレーム対応をすることになって、お客様先に行く時は同じことをしてしまったらどうしようと怖くて不安だったけど、きちんと謝罪をして対応を終えたらそのお客様は笑顔で話してくれてお茶菓子を頂いて最後は談笑して終わった。そしてそれ以降はクレーム対応は自信を持って接することが出来るようになった。

そして何より今となっては笑い話になっているし、酒の肴だ。

人にはキラキラ光り輝いている過去もあれば、忌々しく思い出したくない過去もある。そういった多くの経験を心の引き出しにしまい、いざ同じシチュエーションが来た時に引っ張り出せるか、それが経験値だと思う。体験の数を増やせば引き出しが増えるとはよく言ったものだ。

未来を変えると考えると僕は少し気が重くなる。当然未来を変えていかないといけないのは頭ではわかっている。わかってはいるけど億劫。なぜなら未来は具体的に見えないからだ。モチベーションが低い時なんかは顕著だと思う。でも過去に起きたことを考えるとどうだろう。過去に起きたことは事実。ということは起きた事実に対してどのように箔をつけてあげるかだけだと思う。

西野さんの過去は変えられるという話を聞いて、僕も過去のことをいろいろと振り返ってみてみて、思い出した一つ一つを変えていけると思うと少しワクワクした。

過去の体験経験を活かすも殺すも自分次第だし、どうせ今を生きているのなら僕は過去を変えられる人間でいたい。

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