こんにちは。ぎゅうです。
相手をやる気にさせる質問、または相手に行動させる質問って知ってますか?
もしあなたが今マネジメント職をしていて、部下に目標を持って行動して欲しくて、でも指示はきちんと聞いて行動してくれるんだけど、それ以上のことができなかったりしているのであればヒントになるかもしれません。
もしくは子育てでももっと自分で考えて行動して欲しいなと思っている方にはヒントになりますので是非読んでもらえればと思います。
といってもあくまで僕の経験談なのでよろしくお願いします。
[box02 title=”目次”]・質問には2種類ある
・行動してもらうにはどうするか
・更に行動してもらうには[/box02]
・質問には2種類ある
まず始めにですが質問には主に2種類あります。
それはオープンな質問とクローズな質問です。
ではオープンな質問とクローズな質問とは何が違うのか。簡単に説明します。
一つ目のオープンな質問というのはどういうものかというと、大まかに言うと「答えが複数ある質問です」
答えが複数あると言うのはどういうことか。それは答える側の返答そのものが答え。正解はないです。
コナンくんの逆説ですね。真実は複数あるってことです。
そして二つ目のクローズな質問とは。クローズな質問はイエスかノーで答えられる質問のことを言います。
コナンくんで言うと真実はいつも一つってことです。
答えが決まっている質問とも言えます。
・行動してもらうにはどうすればいいか
先程の話ではオープンな質問とクローズな質問の二つがあると言うことはわかりました。
では、実際にどちらの質問が行動してもらうのに適しているかというと、これは間違いなくオープンな質問です。
それはなぜか…
それは自分で導いた答えと錯覚させることが出来るからです。
ちょっと心理学っぽい専門チックな話になりましたが、これは間違いないはずですし誰でも一度は経験あるはずです。
言霊という言葉があるように人は自分で言葉に発したことはやらないと、達成しないとと自然に意識するようになるようです。
医学用語の言葉だとオートクラインというのがそれに当たるようです。
オートクライン
オートクラインとはもともと医学用語で「自己分泌」という意味ですが、ここで使用するオートクラインとはコーチング用語です。 コーチング用語では自分で話した言葉が自分自身に作用することをオートクラインと言います。 つまり、自分で話した内容、言葉を自分で聞いて考えたり、理解したりすることです。
オープンな質問(あえて曖昧で本人に考えさせる質問)をすることで本人の頭の中で考えて、かつ自分で答えを導き出せるので、自ら行動するきっかけを作りやすくなります。
逆にクローズな質問がなぜいけないか。それは自分で導いた答えではないからです。
自分で導いた答えではないと、結局はやらされ感が強く残ります。ということは納得感がない状態で実行しないといけなくなり、仮に達成しても達成感は得られないでしょう。
かつ一番怖いのはこれを答えればいいんだろうという安易な忖度が生まれます。
これでは人の成長は止まってしまいます。
ただクローズな質問もただただ悪いわけではないです。時には活躍します。
例えばまだ経験が乏しい人には時には必要になりますし、子供でもある程度こちらでリードしてあげないといけない時は必要な質問なので使い分けが大切です。
・更に行動してもらうには
オープンな質問とクローズな質問の使い分けがわかったところで、更に行動をしてもらうにはどうするか。
それはオープンな質問で相手が何をしないといけないか考えたことを深掘りしてあげることが大切です。
じゃあそれをやるにはどうするか、次には何が必要かな?とどんどん深層に入り込むことが重要です。
そうすることで本人もの思考も深まります。
ただ、最後に忠告ですが深堀するのも大切ですが、コミュニケーションが取れてないとただの尋問に受け取られてしまいかねないのでまずは聞いて、否定せず承認をしてあげる。
この作業も大事です。