本紹介

「君たちはどう生きるか」を読んで僕たちはどう生きるか

こんにちは。ぎゅうです。

今回は「君たちはどう生きるか」について書いていきます。

タイトルは僕の中では会心のタイトルです。

最初は僕はどう生きるかにしましたが、僕だけでなく僕たちみんなはどのように考えていく必要があるかを書いた方がそれぞれの思いを持ちながら見れるかなと思いまして、僕たちに変えました。

少しシャレが入ったふざけたタイトルになってますが、内容はまじめです。

それでは参りましょう。

「君たちはどう生きるか」は

君たちはどう生きるかは1937年に発刊された児童書

毎度おなじみ本書の基本情報から書いていきます。

君たちはどう生きるかは1937年に発刊され、当初は児童書として出されました。
その本が80年の時を経て2017年漫画版として発売されたことがきっかけとなり、池上彰さんや宮崎駿さん、糸井重里さんが大絶賛され200万部を突破するベストセラーとなりました。

発売当初は児童書でしたが、2017年に発売された時は大人も読むビジネス書として扱われており、僕も当初本屋のビジネス本コーナーや新歓コーナーで平積みされているコペル君の顔の表紙を見て「なんだこの本は」と興味を惹かれた記憶があります。

まとめるとこんな感じです。

タイトル:君たちはどう生きるか
原作著者:吉野源三郎
漫画:羽賀翔一
ページ数:346ページ(Kindle版)
出版社:マガジンハウス
発売日:2017年8月24日
価格:1,009円(Kindle版)

本の紹介のたびにですが、本をたくさん読む方は是非Kindle Paperwhiteがオススメです!と言いたいところですが、今回紹介する「君たちはどう生きるか」に関しては漫画メインです。

ところどころでお兄さんが書いたノートをコペル君が見る描写で文章は出てきますが、漫画上なのでKindle Paperwhiteだと読みづらいです。また漫画だと見開きのページもあったりしますが、見開きは分割されて片方ずつのページが表示されるのでより見づらいです。

なので漫画を読む分にはKindle Paperwhiteは勧められませんが、書籍を読むにはうってつけです。
以前あったKindleの漫画版みたいなのは復活しないんですかね。
まあ、僕は見たことないのですが…

余談が過ぎましたが、例の如くKindle Paperwhite紹介のページも載せますのでご興味ある方は是非、参考にしてください。

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世界が中心でその中に僕たちがいることを理解する

人間は世界というなかの分子の一つに過ぎない

この話は中学生のコペル君と出版社を辞めてフラフラしているおじさんの話し合いがメインストーリーです。

コペル君が学校生活の中の何気ない出来事から色々なことに気づいておじさんに質問をしたり時には悩みを相談し、それにおじさんが答えていく。

そしてそのやり取りをノートに書き留めてます。

そんなこんなで冒頭でコペル君が友達を裏切ってしまうという描写から始まり時は遡るのですが、コペル君はある日おじさんと銀座に行きます。

そこでとあるデパートの屋上にコペル君とおじさんはいくのですが、コペル君が屋上から街の人々を見て「分子みたいにちっぽけだ」と呟きます。

これだけ聞くと蔑んでいるように聞こえますが、そうではなくて屋上から人々を見てそれぞれが世の中を作っている一部になっているんじゃないかとコペル君は言います。

そのことに対しておじさんはコペルニクスが地動説を発見したのと同じぐらいの世紀の大発見だと言うことからコペル君というあだ名がつくのですが、ここで伝えたいことは下記のことです。

コペルニクスが生きていた時代では地球を中心に太陽などの惑星が回っているという天動説が主流の考えで、コペルニクスが地球が中心でなく太陽が中心でその周りを地球が回っていると言う地動説を唱えたことで、当時は時代背景も教会が中心だったことなどもあり、コペルニクスの考えは否定されたようですが、今では当たり前の考えになっている地動説。

まさにコペル君が言ったことも自分が中心で世の中は回っているのではなく、世の中が中心でその中に一人一人が繋がっていると言うことを話したことでおじさんは尊敬の意味も込めてコペル君と呼びました。

自己中心ではなく誰かとつながって生きていることを自覚する

大人にとっては当たり前のことかもしれませんが、ここで大事なのは地動説と天動説を人間の生き方にもなぞらえておじさんが話していることです。

天動説のように自分が中心ではなく地動説のように自分は世界の中心の一部として生きていることを自覚する。

これって子供の時はなかなか理解できないですよね。

例えば子供の時の引っ越しなんて見知らぬ世界にこれからいくことになるのでまさに世界が変わると思うように、あとは人気ある友達に嫌われないようにご機嫌取りをしてみたり、そうしないと人気ある友達に嫌われて友達がいなくなってしまうかもしれない。
というように子供の頃の世界は狭いので、ある失敗を引き金に自分の人生は終わりだと思ってしまいがち(僕がそうでした)
でも、大人になった今となっては時には逃げ出すこともあり、世界は広いんだと思って生きてます。

そう、世界は広いんです。

自分はその世界の一部として生きているということを自覚すると、今よりも肩肘張らずに生きていける。

そんなことにコペル君も気づいたんだと思います。

僕たちは自分で自分を決定できる

ありがたいとは「それがあることが難しい」と言う意味

人は世界の一部と気づいたコペル君はさらにニュートンの万有引力の流れから「人間の分子、網目の法則」を導き出します。

意味がわからないと思った方は、是非本書を読んでもらえればと思うのですが、要はコペル君は粉ミルクの缶を見て、自分が小さい時に飲んでいた粉ミルクはそれを作るにあたって、缶を作る人、ミルクの粉を作る人、ミルクを作るのに必要な牛を育てる人といろんな人がそれぞれの使命を果たして、つながったものが商品となっていることに気づいたことから「人間の分子、網目の法則」を発明します。

ただ、これに関してはすでに生産関係という言葉があるように、それぞれの仕事が繋がり一つの商品になるということは昔も今も当たり前のことというのがわかります。

そしてこの後におじさんは話の流れからコペル君に、今不自由なく勉強ができることは他の人が働いて、何かを生み出しているから不自由なく生活できている。

この状況はありがたいことと言います。

ここでのおじさんの話が僕は好きで、「そうあることが難しい」という意味で「めったにあることじゃない」と定義します。

ありがたいはあることが難しいとはよく言ったものだと改めて感じるとともに、そう思って日々を生きないといけないと僕も思いました。

苦しい時は自分が正しい道に戻ろうとしている時

その後、コペル君は友達を裏切ってしまう行為をしてしまうのですが、そこから不登校になってしまいます。

その時におじさんがやってきてコペル君と話すのですがそこの話がとても素敵で勉強させられます。

コペル君はおじさんに取り計らってもらって友達に許してもらおうと考えますが、おじさんはそれではダメだと言います。

そしておじさんが言う言葉が3つあります。

それがとても好きです。

  1. 「変えられないことを考えるのをやめれば、余計な感情に足を取られない」
  2. 「苦しみやつらさは人間が人間として正常な状態にいないことから生じるもの」
  3. 「僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている」

1.変えられないことを考えるのをやめれば、余計な感情に足を取られない

一つ目の言葉はコペル君がネガティブ感情に支配されてあれもこれも悪いイメージを持った時におじさんが言った言葉です。
絶対に変えられないことに悩んでいてもいつまでも前に進みません。
そんな時は思い切って、変えられないことを考えることを止めるに尽きます。

シンプルですが、響く言葉です。

2.苦しみやつらさは人間が人間として正常な状態にいないことから生じるもの

前を向かせる言葉です。
誰しもが苦しい時はありますが、このように考えればトンネルに光が差し込むように、希望の光が見える気がします。

3.僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている

この言葉が本書で1番のメッセージだと僕は考えます。
人はそれぞれ誰かに生かされているわけではありません。
自分の道は自分で決める、そういった信念が大切なんだと教えられました。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

「君たちはどう生きるか」を読んで、それぞれの人に対してのメッセージがあり、それが誰でもわかる言葉で書かれているのでとても読みやすい本です。

中田敦彦さんはこの本を一種の哲学と話してましたが、まさにそうで哲学は生きるための道標にもなります。

これからの時代はより自由度が高くなります。

そんな中で自分自身で決定する、選択をすることは確実に増えてくるはずです。

では、僕たちはどうするか。

自分で自分を決定する力を生かすも殺すも自分自身なのではないでしょうか。

僕も今こうしてブログを書いてますが、昨年までの自分からは想像がつかない行動をしてます。

でもその決定に悔いはなく、むしろ楽しく出来てます。

自分の選択に後悔をしないよう、信念を持って決定していく。

そんなメッセージを僕は本書から感じ取りました。

僕もコペル君のように広い視野で物事を見て、多くのことに感謝し気づき、そして自分で自分の行動を決定していく人間になろうと思いました。

そんな感じでいきましょう。

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