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転職の思考法を読み、キャリアプランを考える

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こんにちは。ぎゅうです。

今回は今、サラリーマンとして働いている方に向けての記事です。

それは、転職の思考法という今の会社でこのまま働くべきなのか迷っている人に向けた本を紹介するからです。

僕は新卒から今の会社に入ってかれこれ10年以上働いているサラリーマンです。

一応管理職なども経験して、社内ではそこそこのキャリアを歩んでます。

とはいえ、決して順風満帆とはいえない社会人人生を送っているので、今の会社でこのまま働いていて自分は大丈夫なのかと疑問を持つこともあります。

そんな時に出会った「転職の思考法」について今回は解説と僕が読んだ感想を書きます。

それでは参りましょう。

目次

転職の思考法の基本情報

著者は北野唯我さんです。

北野さんの著書は他には「天才を殺す凡人」が有名です。

ちなみに天才を殺す凡人の記事も過去に書いてますので、合わせて見て頂けると嬉しいです。

読んでくれると飛び跳ねて喜びます。

リンクをつけますので是非お願いいたします。

https://gyu-feel-so-fine.com/%e5%a4%a9%e6%89%8d%e3%82%92%e6%ae%ba%e3%81%99%e5%87%a1%e4%ba%ba%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%ae%e6%84%9f%e6%83%b3%e2%91%a0/488/
タイトル:転職の思考法
著者  :北野唯我
ページ数:224ページ
出版社 :ダイヤモンド社
発売日 :2018年6月20日
価格  :1,247円(Kindle版)

毎度、書籍の紹介時はおなじみの電子書籍の紹介もさせてください。

読書は断然電子書籍で読むのがオススメです。

そして電子書籍の端末ならKindle Paperwhite一択です。

8GBの容量で1000冊持ち運びが可能なので、まだ電子書籍端末をお持ちでない方は是非ご検討ください。

過去に記事を書いてますのでこちらもお読み頂けると幸いです。

https://gyu-feel-so-fine.com/kindle-paperwhite%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%aa%e3%81%ae%ef%bc%9f/574/

マーケットバリューとやりがい

結論

今回は結論から最初に書きます。

本書を読んでの僕なりの結論ですが、転職するしないにしろ見なければいけない意識しなければならないポイントは2つです。

それがこちら。

・マーケットバリューを意識する

・仕事にやりがいを求めない

この文章だけではよくわからないと思いますので、ここから解説していきます。

マーケットバリューを意識する

マーケットバリューとは市場価値のことです。

要は今働いている会社だけの評価でなく、世の中から見たあなたの価値観のこと。

このマーケットバリューを意識するに当たって行うことは一つです。

それは今働いている会社の上司の評価ばかりに目を向けるのではなく、市場の評価に目を向けるということです。

そしてマーケットバリューには3つの視点があります。

マーケットバリュー3つの視点
  1. 技術資産・・・専門性と経験
  2. 人的資産・・・どんな人とも仲良くなり、それをビジネスに発展できる人
  3. 業界の生産性・・・業界によって平均収入は異なる

技術資産は、専門的な技術やスキルを持っているかということです。

それと経験。

例えば昨今だとプログラミングが注目を集めていますが、これも技術資産になりますよね。

それ以外だと営業スキルも技術資産といえます。

次に人的資産ですが、これは経験というより天性のものかもしれませんが、人と仲良くなる。

お客様から可愛がられる能力を持っている人です。

またただ気に入られるだけではなくて、それをビジネスの成功に導ける人のことを言います。

最後の業界の生産性は業界によって価値を生み出す量が大きく変わっているということです。

例えば、金融業界と飲食業界で考えると明らかではないでしょうか。

金融業界なら20代でも1,000万プレーヤーはゴロゴロいますが、飲食業界だと20代で正社員で1,000万プレーヤーはなかなかいないはずです。

このように一人一人の生産性が高い業界を選ぶということも頭に入れないといけません。

そして市場にはこれから伸びる業界と飽和して衰退傾向にある業界があります。

そこを見極めるために本書ではベンチャー企業でこれから伸びそうな業界を調べることを推奨してます。

仕事にやりがいを求めない

そして大事なポイントがもう一つあります。

それが仕事にやりがいを求めない、自分が働きやすいかを軸にした方がいいと書かれてます。

これは何かというと、まず前提として人間には2パターンいます。

それがこちらです。

  1. to do(コト)に重きを置く人間・・・目的、目標が明確、使命感が強い人
  2. being(状態)に重きをおく人間・・・どんな人、状態でいたいかを重視する人

英語が急に出てきましたが、これはサラタメさんがわかりやすく動画で解説してました。

それがto doが天才型、beingは凡人型と定義されており、これは天才を殺す凡人も参考にしているのではと思いました。

それぞれ解説していくとto doの人は世の中に革新的な商品、サービスを提供する。など世界を変えたい、会社を大きくしたいというコトに対して強く発信する。

そして世界ではto doの人は1%、全体の99%はbeingの人だと言われてます。

beingの人はto doの人に憧れ自分も同じように心からやりたいことを探しますが、そう見つからないし求めてはいけません。

beingの人が優先しなければいけないのは状態です。

その状態にも2つあります。

それが、1.自分の状態と2.環境の状態です。

  1. 自分の状態・・・主人公は適切な強さか。信頼できるか。
  2. 環境の状態・・・緊張と緩和のバランスは心地よい状態か

本書でもゲームで例えられてますが、例えばドラゴンクエストをやっていて、最初からレベルが50あって装備も天空の剣、天空の鎧を装備していたらサクサク進みはしますが、それだと面白みがないですよね。

逆に竜王が出てきた時にまだ木の剣で特技や魔法も覚えてなければ絶望です。

そう、ゲームと同じように適切な強さ、何かしらの努力を積み重ねることで仕事の楽しさは見出してくるのです。

なので多くの人はやりがいを求めてはいけないという理由はここにあるわけです。

ちなみに何かしらの努力をビジネスでしていくためにはやはりマーケットバリューを大きくしていくことが重要と本書では書かれてます。

緊張と緩和のバランスを意識する

そして仕事の楽しさは緊張と緩和のバランスで決まるとも書かれてます。

これは先程のドラゴンクエストの話にも通じますが、いつもボスバトルだと辛いですよね。

それに学生時代を思い出すとテスト前はもう勉強して緊張感がありますが、テストが終わったら緊張から解放されるように自分の中で適度な緊張と緩和のバランスを見つけ自分の中で良い緊張と悪い緊張を見つけてください。

この良し悪しは主観で構わないと本書で書かれてます。これが結構大事です。

例えばお取引先に訪問して今日の商談で大型案件を決めてくる、自分自身で目標を決めてお客様に接する前向きな姿勢は良い緊張ですが、社内のノルマに追われる、いつ怒られるかわからないから上司の顔色を見て仕事をするというのは悪い緊張です。

自分で良い緊張と悪い緊張を分類して、今の自分の仕事、職場が働きやすい環境なのかを見つめる指標にしてください。

終わりに

僕自身会社に入って転職したいなと思うことは何度かありましたが、その時にどうしてもやりがいを考えてました。

でもやりがいではなくて、自分にとってどのような環境が適切かを見て、今の会社なのか違う会社なのかは見ていかないとと思いました。

今回、僕の中で勉強になったのはマーケットバリューという考えです。

転職するしないにせよマーケットバリューを大きくすることは必要ですので、僕も資格の勉強をしたり本を読んでアウトプットしていくことを繰り返して自分のスキルを磨きます。

とくに今こうしてブログを書いているのも、元はと言えば発信力と文章力を磨きたいと思ったからです。

僕もまずは実行してマーケットバリューを大きくしていきます。

そんな感じでいきましょう。

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